こんな時に鎮痛剤って必要?

これはある薬屋の一つの痛みに対する考え方だと認識してください。

「頭痛に◯◯◯」とか「つらい肩こり、腰痛に◯◯◯」とか現代人の悩みといえば、“痛み”なのではないでしょうか?

でも、その“痛み”の感受性も人それぞれ。

我慢強い方もいれば、すぐに根を上げる方もいます。

若い時、スポーツなどで激しい運動をし続けた時、筋肉は様々な炎症を抱えます。
その炎症した部位を治そうとする反応がある意味“痛み”という形で現れます。

ですが、“痛み”というカラダの仕組みが拗れてくると痛みにカラダが反応して修復しようとするチカラが間に合わない場合は、ただの痛みという苦しみだけになってしまいます。

そんな時は、とりあえず過度の痛みを抑えておこうということで痛み止め(鎮痛剤)を使うのです。

ですが、痛み止めはあくまでも痛み止め。

治癒力を発揮させているのではない…と考えています。

よく、今日はゴルフに行くからあらかじめ鎮痛剤を飲んでいくっていう方がいるそうです。これは大変間違ったことで痛くないうちに予防でという使い方はとても危険だと思うのです。

また、よく試合中だけど痛み止めを飲んでなんとか持ち堪えた!ってありますが…これも治るべきものを逆に余計に痛めて拗らせることにつながると考えています。何がその人にとって目指すものなのかば別として…。

よく病院などで入院治療すると、その患者の病状の把握に

現在の症状の度合い
そして、食欲、睡眠、リハビリの経過状況など…お薬での治療のほかにカラダ自身の回復のためにどれくらい生活が改善できそうなのかを見ています。

あくまでも“抑えてる”“鎮めてる”というためのお薬であるという認識のもと治療がすすめられている…そう考えています。

痛みが起きる原因として、組織の損傷があり、その損傷箇所の修復のためには、カラダでは様々なことが起きています。

そんな時に急性期では、損傷により激しくカラダが反応して炎症が起きています。

その炎症が修復を邪魔してしまっているのでそれを抑える必要があるのです。

そして炎症が抑えられて、本来の治癒のための反応がスムーズに行えるようになったら、いわゆる栄養素の補給による細胞力の活性化を促します。そして休養とリハビリをこなしながら損傷箇所の回復へと導くのです。

しかし、ただ痛み止めという(他の急性期のお薬も)抑えるだけのお薬に頼っているといつまで経っても回復へと導くことがなかなかできません。

そのまま続けて変わらない状況になってしまい、慢性期に入っていわゆる“拗れた”状況になってしまいます。

それでも、ほとんどの方は痛み止めに過度の期待を寄せて使用してしまう。

例え同様のものだとしてもあれこれ使って効かないと嘆いてしまう。

だから、薬屋はそんな抑えるだけのものでなく、患部の回復のための本来の治癒力を発揮できるシステム稼働のために自然な生薬を使った漢方や自然薬をおすすめするのです。栄養もしっかりと患部に行き届くための本物を。

長引きたくない…しっかり治したいとお考えの方は、それ相当の時間とコストが必要です。

でも、その方が間違いなく改善できると考えています。

そして、それは年齢と筋肉量にも影響されます。

少しでも良くしたい方はお気軽にお尋ねください。


(薬屋のひでぼ〜Z)

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