ここまで生きてこれてよかった…ほんとにそう思える自分です!
以前(2年くらい前まで)は、100kgくらいあったのが、ある日をきっかけに現在60数kg(一番痩せて50数kg)までスリムになった薬屋店主です。
「ダイエットできてよかったね!」
「痩せてカラダ軽いんじゃない?」
周りはそのように言ってくれます。
ま、
“ある日”を境(2年前の今頃)に命の危機に陥って…
難しいという状況の中で、医療機関でのスタッフの献身的なケアによって、なんとか救われた自分です。
その原因については、ここでは控えさせていただきますが(いろいろ見解があるので…◯◯◯接種のタイミングかな?って、)別にカラダに問題があったわけでもなく…
でも、何がきっかけで命にかかわることになることって…
ホント、自分自身は今回とても一生涯忘れられない経験をした…と現在ではそういった心境です。
100kgぐらいあった時もそんなにカラダがどうのとかはなかったのですが…ある日を境にカラダにどんどん異変が現れて、1ヶ月くらいで40数kgくらい体重増加!…つまり急激な浮腫!の状態が起きました。
浮腫って、重力に左右されるので下から徐々に浮腫みますから…
あれ?足が?
あれ?なんか腰が?
あれ?なんか歩くのがキツい?
そんなこんなでベルトが閉まらない?
服のサイズが急にぴちぴち?
時計のベルトがなんかきつい?
などのように痛みというよりも疲れやすい…だるい…息切れ…というように気がついたら歩くのがキツい…というよりも車の運転もしにくい。
足が上がりにくいので運転席にも座れなくなってきて…
そんなこんなで救急病院へ…とそんな感じの状況でした。
あのコロナ禍のとても医療機関もひっ迫した中、問診や血液検査などをする中、徐々にドクターやスタッフの目がなんかこれは…というような感じで変わってきて…いろいろ制限が厳しい中入院。
それだけ良くない状況だったと言えます。
むくみに浮腫んで、自力では起き上がれない状況だったから、それでも意識はハッキリしていて「自分はどうなるんだろう?」「早く回復してお店を再開しなければ…」などと、その時ちょうど師走の忙しい頃、いつもならお客様にDM出して、イベントの準備して…というような一年でとても忙しくなるはずだった頃…
その考えがあまい…と思い知らされたのは、入院してからしばらくして、自分が置かれた状況をきちんと知る前にまずは身内に…と。
あのコロナ禍で限界態勢の中、特別に病室に身内を通してくれたということでその時全てを悟ってたしだい…。
「あ、これはあまりよくない…いや、とても悪い状況なんだ。。。」と。
身内が来た時、マスクで表情が読み取れないけど眉間のシワのより方で、なんとなくわかった。
それからとにかく、入院は先はわからない状況なんだと確信。
主治医もその後の説明で、
「心臓が3倍くらいに膨れ上がってます!」とレントゲンを見せてくれて…
何も言えない心境でした。
とりあえず、これからやる治療がうまくいけば…そうでなければ…などと淡々と説明していく中でその時自分は不思議と「まずは任せよう!」という気持ちに。
それが功を奏したのか、
点滴や内服などの治療薬がうまい具合に効いてくれて、あれよあれよという間に浮腫もとれてきて…これでもかというくらい尿で出ていってくれたという感じでした。
今ではすごく長く入院したという気持ちでしたが、20日ぐらいではカラダも周りも名札を確認するくらいスッキリしてきて、上限が140数kgくらいあったのが、最終的に一ヶ月くらいの入院で、50数kgぐらいまで(驚)
それから、退院して…
すぐには薬屋再開というようにはいかなくて、体力があまりにも落ちて、カラダはスッキリしたのだけれど、筋肉も無くなってしまった状況。
病院では気にならなかったけど、外に出るとアスファルトの些細な凸凹に足を取られそうになったり、視覚障害者用の歩道の印が足の裏に当たって、痛かったり…まるで足をむき出しに歩いている感じでした。
足の裏も痩せたんだ!と不思議な感覚。
そして、鏡に映る自分をみて、
「え?これは誰?」と
長年、慣れ親しんだカラダがたった一ヶ月で半分くらいまで萎んでしまい、また寝たきりだったせいか、背筋が前傾して屈んでいる感じで背も低くなった感じ。
数十歳老けた感じでとてもショックでした。
温かい手でお客様に「あんたの手って、温かくてプニプニしてるね(^^)」って言われてたのが、痩せてお薬のせいかとても氷のように冷たい感じになってしまっていた。
何もかも変わったから、お客様の中には、「お店に行ったら知らない人がいたから戻ってきた」という方も。
中には、もう来てくれなくなったお客様も。(グスン泣)
そんなこんなでとりあえず、自分にはこの仕事しかないということで、なんとか薬屋を再開…始めは開けてもすぐ閉めたり、薬の効き目か、血圧が不安定でフラフラしてしまって、開店時間が遅くなったりしていましたが、ちょうど2年くらい経ってきて(12月11日から入院)、体力も気持ちカラダも体重が筋肉が戻ってきたのかふっくらしてきて…歩くのも立ち座りも楽になり、退院当時はこんなに足が遅くなったのか?と嘆いていた歩行速度も少しずつ回復してきたようで、この間久々に行った県外出張もなんとかこなせたしだいです。
ふっくらしてきたおかげか、以前のお客様もようやく「あんただったんだね?」って声をかけてくれる機会が増えました。
また病院の治療のほか、“食事療法”として、薬屋の今までの経験を活かした健康食品の選び方でドクターも驚くくらいに回復が早まっています。
病院の治療は、必要最小限ですむように。
その他のサポートとして、食事療法の一環で控えなければならない部分と積極的にとるほうがいい部分を考慮して、長年の経験から厳選した食事療法のサポートとして数種類を取り入れて…毎回の病院での検査をみながら、確かかどうかを判断して現在に至っています。
おかげさまで、
現在では、ほぼ最小値に近いくらいまで回復しており、主治医の先生も喜んでくれてます。
まだ、気になる数値があるので引き続き、食事療法、生活改善などを考慮してがんばっていきたいと思います。
あまりの回復ぶりに、たまに言われます。
「あんたは軽かったからそう言えるんだよ」って、
そこで、言います。
「軽かったかどうかは、いろいろ判断が異なるからね。でも自分はある意味ギリギリだった状況までいって、なんとかそれをどうやったら回復してくれるかを考えてやってきたからあなたが“軽かったと見えるくらい”回復してるんだよ」って。
この間の検査では、3倍に膨らんでた心臓も今ではとても正常な大きさでスリムに(喜)!
やればできる!
やらなければ何も変わらない!
という言葉がある通りだと、
実感した自分でした。
今年も無事、
歳末恒例!クリスマス抽選会を開催できるようになりました。
ホントお陰様で!という感謝でいっぱいです!
ぜひ、当店の抽選会にいらしてください。
お待ちしております!
(薬屋のひでぼ〜Z)